ZUNTATAメンバーズコラム vol.6

道具の使い方 - 村松 賢亮 (見習い)

私事ですが

機材の一部

世の中にはサウンド制作・編集のために、ありとあらゆる機材が存在します(サウンドだけに限ったことではないのでしょうが)。 DAW全盛の昨今では、コンピューターを核としたシステムが主流でしょうか。 私自身も、業務でも趣味でも、多数のソフト、ハードを使っています。 そして、よりストレスの少ない環境構築を目指し、常に機材の情報収集を行っています。

とはいえ、次から次へと新製品やバージョンアップが発表され、 その種類もDAWの様なホストアプリケーションから各種音源モジュール、エフェクターと、とてもではありませんが全てはチェックしきれません。 また、その一つ一つがそれぞれ多機能であることが多く、操作を覚えるだけでも一苦労です・・・。

物と情報が氾濫する時代

周囲の人を見ていると、常にアンテナを張り巡らせて、新しいものを積極的に取り込むまでは良いものの、 使い方を憶えることが目的になって本末転倒になっていたり、 或いは、色々と導入をしてはいるが、操作方法を憶えるのが億劫で結局使わず終い、なんて人も多いです。(これは自分にも少なからずあてはまります)

逆に「難しいことはよくわからないから」と言って前時代的な環境に固執する人もいます。 それで事足りていれば良いのですが、結果そのために可能性を限定してしまっている人が多いと、個人的には感じています。

で、結局のところ、私は複数の機材を、それぞれ使いやすいと感じる部分だけ使う、といった折衷主義に落ち着いてます。 この情報過多の時代、自分に合ったものを取捨選択する能力が大事なのではないかと。

究極のクリエイター支援システムを考えてみると

少し話が変わりますが、先日、同期の社員(デザインの仕事をしている人です)が、 「近い将来、より直感的なデザインが出来るシステムが出てくるだろうから、今のソフトのインターフェースに慣れすぎないようにしている。 それよりも実際に絵を描いたりするような本質的な技術を高めることを重視している」という内容のことを言っていました。 デザインとかには全くの門外漢なのですが、非常に的を射た意見だなあと感じました。

究極を突き詰めれば、頭部にチップを埋め込んで、脳内に浮かんだイメージを具現化するシステムなんてのが出てきてもおかしくないのでは? などと思ったりもするのですが、そんなものが出てきたら我々のような職の人間は食いっぱぐれてしまいますね。 食いぱっぐれないように頑張ります。

Profile

村松 賢亮(Kensuke Muramatsu)

下っ端の雑用係。
ちょっとしたプログラムを打ったり、ちょっとした音声波形の編集をしたりと、浮草稼業の日々を過ごす。