アルカイドDS 参加アーティストコメント Vol.1

小塩広和(COSIO) (ZUNTATA)

 はじめまして、ZUNTATAのCOSIOと申します。
今回はメインコンポーザーというありがたい担当を仰せつかり、ゲーム中のBGMの他にセレクト画面やジングルなど数多くの曲を担当させていただきました。
 小学生の頃に初めてテレビゲームとゲームミュージックにふれて以来、十ン年。自分がそのゲーム音楽の作り手となり、こうしてサウンドトラックをリリースすることになるなんて(サントラとしては「私のハッピーマナーブック」のほうが先ですが、CDとしては今回が初めて)今でも信じられないくらいです。
本当に夢じゃないだろうな(笑)

 さて、アルカノイドに話を戻しますと、思い返せばほぼ半年前、ディレクターのばびーさんと相談して今回のアルカノイドはいろいろなジャンルの音楽をBGMにしようということに決まりました。
そこで、いろいろなミュージシャンの方にお声をかけさせていただいたわけですが、そのままでは本当にただのコンピレーションアルバムになってしまうので、それらの楽曲をいかにまとめ上げるかが私の使命だったように思います。
 ゲームの企画書や仕様書を何度も読み返して、そして旧作のアルカノイドを何度もプレイして導き出したキーワードが「宇宙」「旅」「繋がり」でした。 私の曲にはどれもそのキーワードを織り込んだつもりなのですが、特に一番重要なキーワードである「繋がり」を盛り込んだ曲が「Planet Connection」と「Dear Friend on All Planet」、そしてこのCD「Audio Planet」なのです。

 長くなりましたが、コンポーザーへのディレクションからこのCDの制作まで私につきっきりでサポートしてくださったばびーさんをはじめとするスタッフの皆さん。そしてここを見ているあなたへ感謝の意をこめて・・・

 それでは、良い旅を!!

● 小塩広和(COSIO)
タイトーサウンドチームZUNTATA所属。作曲・編曲・サウンドエディター・プログラマーなど幅広い顔を持つ。今回はアルカノイドDSのメインコンポーザーとして、ステージBGM以外の楽曲も数多く担当した。代表作、私のハッピーマナーブック(NintendoDS)、ひぐらしのなく頃に(モバイル版)など。最新作は2008年発売予定のスペースインベーダーエクストリーム(NintendoDS)。


鈴木貢 (SOUNDWAVE)

「ROCK」をテーマに2曲担当させて頂きました。
メロディアスに疾走し、少し懐かしさを感じさせる[Dash]、
ギターとテクノロジーが共存する近未来な雰囲気の[Heat Sink]。
誰もが遊べる「アルカノイド」にリンクするよう誰もがかっこいいと
思ってくれるような曲作りを目指しました。
ゲームによりスピード感や爽快感をプラス出来れば幸いです。


● 鈴木貢
ギタリスト・コンポーザーとしてテレビ・ラジオ・ゲーム・イベント等の音楽制作を多数手がける一方、ヘヴィーロックバンド「RareDrug」(www.raredrug.com)でGuitarとProgrammingを担当。代表作、バトルギア3(アーケード)、OVER G (xbox360)。



※ ニンテンドーDSは任天堂の登録商標です。