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速報! CEDEC 2007 レギュラーセッション 完了報告!

去る 9月27日[木] に東京大学(本郷キャンパス)にて行われた日本最大級のゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2007で、 ZUNTATAメンバーもレギュラーセッションとして講演を行いました。

(右)内田 哉(チーフプロデューサー)、(左)小塩広和(コンポーザー) 石川勝久(サウンドエンジニア)

「タイトーサウンドチーム(ZUNTATA)によるサウンドエンターテインメントの可能性」

講師 内田 哉(チーフプロデューサー)
講師 石川勝久(サウンドエンジニア)
アシスタント 小塩広和(コンポーザー)

1.

業務用/家庭用ゲームのZUNTATAゲームサウンド開発実績
スペースインベーダー音源から最新ゲームタイトルのサウンドシステムに至るまで

2.

カラオケ機器・携帯電話関連のZUNTATAサウンド開発実績
X2000シリーズ ~ X55(Mediabox) ~ Lavca。 全携帯キャリアサウンド開発環境

3.

ZUNTATAとしての今後の活動展開
最新アルバムタイトル・各種モバイルサウンドコンテンツ他

準備作業中です・・・ 開場前。 満員御礼!

前半は主にゲームサウンドの歴史として、スペースインベーダーの効果音から始まり、 バトルギア4などの最新のサラウンドシステムを採用したゲームの話に至るまで、 逐一サウンドデモを行いながら、当時の開発こぼれ話も含めつつ、解説を行いました。

中にはタイトー独自の音源システムの話もあり、 所々で強い関心を持って頂けた部分もあったのではないかと思います。

また、ゲームサウンドの他にも、カラオケ機の音源制作の話や、 携帯電話用アプリやサウンドコンテンツ用データの制作環境の話まで、 タイトーで行っている様々なサウンド事業に関する内容を技術的側面から細かく解説を行いました。

最後にはご質問も沢山頂き、若干時間をオーバしてしまう程で、 タイトーサウンドに対する強い関心を持たれている方々が多かった事が伺えました。 (次のセッションの方々にはお待たせしてしまい、すみませんでした)

これまでZUNTATAは、こういった技術的な情報を公開する事は 様々な事情から積極的に行っては来なかったのですが、 「今後は内容によっては業界内で共有した方が良い情報もあるのではないか?」 といった判断から、今回の講演に踏み切りました。

今現在開発を行っている事は、発売情報が公開される迄、お話する事が出来ない機密事項となりますので、 超最新の技術情報を期待されていた方々的には肩すかし感があったかもしれませんが、 ここまでのサウンド開発を振り返ってみた時に、今後もサウンド開発を行っていく上で、 何か参考になった部分が多少なりともありましたら幸いです。