ステージレポート
JGMF 5年ぶりの開催!
ゲームメーカーのサウンドチームやサウンドクリエイター達が一堂に会し熱いライブステージが繰り広げられるゲーム音楽の一大フェスティバル「JAPAN GAME MUSIC FESTIVAL」が2013年から5年の時を経て「JAPAN GAME MUSIC FESTIVAL II :Re」として復活!
2018年1月13日(土)、14日(日)の2日間に渡って会場であるディファ有明で行われた熱狂のライブから、ZUNTATAステージの模様を写真と共にレポートする。
ZUNTATA 30th ANNIVERSARY BAND
今回ZUNTATAは設立30周年を記念して、新旧メンバーを結集したスペシャルユニット
「ZUNTATA 30th ANNIVERSARY BAND」
を結成。
小倉久佳音画制作所(Key)、TAMAYO(Key)、なかやまらいでん(Key)、Dr.Haggy(Key)、mar.(Gt)、コモエスタ高橋(Gt)、下田祐(Bs)、MASAKI(Dr)、石川勝久(Key)に加え、スペシャルゲストとして三味線奏者の田辺 明を迎えた非常に大規模かつゴージャスな編成での出演となった。
リハーサル風景
物販
会場内の物販ブースでは、タイトーゲームグッズの他にZUNTATAのCDや30周年記念グッズなどを販売。
なかでも2017年12月にリリースしたばかりのZUNTATA30周年記念アルバム「reZonance world」は、当日の演奏メンバーによるサイン色紙がつく特別盤だったため、開場後すぐに物販ブースに行列ができる盛況ぶりだった。
レイストーム、レイフォースを連続で演奏!
リードキーボードとしてTAMAYO氏がメロディ演奏し、コモエスタ高橋氏と現メンバーである石川・森・下田が脇を固めるという布陣でライブはスタートした。演奏された1曲目は「GEOMETRIC CITY」(レイストーム)、そしてそれに続いて「PENETRATION」(レイフォース)。作曲者自身が演奏するという、ファンにはたまらないシチュエーションに会場内は最初からヒートアップ!(※ライブアレンジ:MASAKI)
なかやまらいでん、Dr.Haggy登場!
TAMAYO氏と入れ替わりに、Dr.Haggy氏となかやまらいでん氏がステージに登場!「サイキックフォースメドレー」(※ライブアレンジ:MASAKI)「グリッドシーカー」(※ライブアレンジ:なかやまらいでん)を演奏した。「サイキックフォースメドレー」は、バーン、エミリオ、マイトの各キャラクターのテーマ曲をメドレーとして繋いだもので、オーケストラヒットによる印象的なイントロが流れると場内のサイキックフォースファンから大きな歓声が沸いていた。
「ナイトストライカー」の作曲者、mar.登場!
いよいよmar.こと高木正彦氏が登場!高木氏がZUNTATAとしてステージに立つのは1998年のライブ(guten talk)以来、実に20年ぶり。演奏するのはもちろん代表曲「URBAN TRAIL」(ナイトストライカー)。今回のライブアレンジではゲーム本編ではおなじみのイントロから「STAND BY READY?...GOOD LUCK!」の流れがフィーチャーされ、さらに途中でボスBGMにも発展するという、原曲重視のものになっているのが特徴。(※ライブアレンジ:下田祐)
小倉久佳音画制作所、そして三味線 田辺明の登場!
ライブもいよいよ終盤に差し掛かったとき、突然スクリーンに「WARNING!」の文字が映し出され警報が場内に鳴り響いた。
「Hello 31337」(ダライアスバースト)のイントロと共に、OGRこと小倉久佳音画制作所氏が登場。
機材トラブルにより「Hello 31337」をもう1度演奏しなおすというハプニングはあったが、会場内のテンションは上がり続けついに最後の曲「DADDY MULK」(ニンジャウォーリアーズ)へ突入。
ここで最後のスペシャルゲスト、三味線奏者の田辺明氏が登場。往年のZUNTATAライブを彷彿させる生三味線を入れた「DADDY MULK」に会場内の興奮は最高潮に達した。