ゲーム音楽の祭典!
2013年6/29・6/30の二日間、お台場のZepp Tokyoにて、ゲームメーカーのサウンドチームや音楽制作会社のバンドが集まったゲームミュージックの祭典「Japan Game Music Festival 2013」が開催された。
ZUNTATAは6/29の一番手として登場。フェスのオープニングを告げる映像の後、COSIOによる「Protocol signal generation」(グルーヴコースター)からZUNTATAのステージはスタート。
スクリーンに映し出された映像と完全に同期したCOSIOのキーボードプレイの間に各メンバーが登場。"generation...generation..."というボコーダーボイスの後、ドラムのとらぞう氏によるカウントで、土屋作曲によるロックナンバー「Just no friend」(グルーヴコースター)がスタート![TT BOY]高橋誠仁氏によるギターを軸に、これまでのZUNTATAでは珍しい骨太のバンドサウンドを展開した。
そしてMCに続いて演奏した「Tears&flow」(サイキックフォース2012)、「Daddy mulk」(ニンジャウォーリアーズ)という定番曲で場内は一気にヒートアップ!石川が三味線ソロを弾ききったところでは大きな歓声が生まれた。
ステージ後半は、今回のスペシャルゲスト、ボーカリストの中恵光城さんを加えた6人編成となり「Play merrily」(グルーヴコースター)、「Happy smiling♪」(私のハッピーマナーブック)、「Good-bye my earth」(ダライアスバースト)のボーカル曲3曲を披露。
「Play merrily」の歌詞は、今回のステージのために新たに作られたもので、作詞はゲームミュージックコンポーザー・ボーカリストとして活躍中の海田明里さん。中恵さんの歌声も相まって勢いのあるロックナンバーとして生まれ変わった。
「Happy smiling♪」では、とらぞう氏がドラムからパーカッションに楽器を持ち替え、様々な音色とパフォーマンスで場内を盛り上げていた。
そして「Good-bye my earth」は、アレンジの雰囲気がアルバム「ダライアスバースト REMIX Wonder World」に収録されている"背中に未来を"(アレンジ:下村陽子さん)に近い方向になり、よりバンドサウンドらしい形に進化した。
お約束の「次の曲で最後です!」「え~!!」のやり取りの後は、ZUNTATAステージ最後の曲「電車で電車でGO!GO!GO!」
石川と中恵さんによるダブルボーカルで、よりパワフルになった「電GO!」により客席のボルテージは一気にMAX!「GO!GO!GO!GO!」の大合唱で30分強のZUNTATAステージは終わりを告げた。
また、29日は物販で秋葉原ナツゲーミュージアムが「ナツゲ屋 JGMF出張店」として出店。タイトー並びに中恵さん関連のアルバムを販売した。当日は先着50名に演奏メンバー6名全員によるサイン色紙が特典として付いたり、ZUNTATA-J.A.M.の迷作アルバム「スペース遣隋使」最終在庫が販売されるということで開演前から物販に列ができる状態となった。
会場ロビーでは2013年冬稼動予定の新作アーケードゲーム「グルーヴコースター」がプレイアブル出展された。SEGA Sound unit[H.]アレンジによる「Daddy mulk」を始め、ゲーム楽曲でプレイする人々で大盛況だった。
JAPAN GAME MUSIC FESTIVAL 2013 公式サイト